風景

いろいろ探訪記

そそり立つ立岩@京都府京丹後市

北近畿タンゴ鉄道の網野あみの駅で下車、駅前からタクシーに乗車して、国道178号線で新間人たいざトンネルをくぐり、25分ほどで「立岩たていわ」が見えてきました。周囲1km、高さ20mに及ぶ巨石で、地下から貫入かんにゅうしてきた玄武岩質安山岩の溶岩が冷えてゆっくり固まったもので、垂直に柱状節理が伸びています。現在の立岩は、竹野たけの川から流れてきた砂で陸とつながった陸繋島りくけいとうになっています。竹野川の上流では、江戸時代に砂鉄の採集方法である鉄穴流しかんなながしが大規模に行われたとのことなので,それにより大量の砂が流されて、河口に砂州さすができたといわれています。
いろいろ探訪記

紅葉の八幡堀めぐり@滋賀県近江八幡市

JR近江八幡おうみはちまん駅前から近江鉄道バスに乗り約7分、小幡町資料館前で下車しました。近江商人屋敷が立ち並ぶ新町通りを通り抜けて徒歩で約15分、目的の八幡堀船着き場に到着しました。紅葉を愛でながら屋形船での八幡堀めぐりは格別でした。近江八幡は、1585年に豊臣秀次ひでつぐが八幡山はちまんやま(標高:271.9m)の頂きに築いた八幡城はちまんじょうの城下町として誕生しました。豊臣秀吉ひでよしの甥おいである秀次は一時は関白かんぱくになりましたが、秀吉に実子秀頼ひでよりが誕生したことで1595年に秀吉から切腹を命じられ廃城となり、一族も処刑されました。