原子力 東電管内で夏の節電要請が始まった! 東京電力管内の家庭や企業を対象にした夏の「節電要請」が始まった。昨年に引き続き2年連続となる。政府は数値目標は設けずに、無理のない範囲での節電協力を要請している。今夏の節電要請は、東京電力管内だけが対象である。再生可能エネルギーの導入再拡大が必須である。最近になり停滞しているバイオマス発電、太陽光発電、地熱発電など再生可能エネルギーの再立ち上げが急務である 2023.07.07 原子力
原子力 原発の建て替え・運転期間の延長!? 2022年12月、エネルギー政策の大転換が報じられた。政府はGX実行会議でまとめた脱炭素社会へ向けた基本方針の中で、原子力発電所の建て替えや、運転期間の延長を表明したのである。安部元首相の国葬儀問題、防衛費の大幅増額と財源問題に続き、またしても国民を無視した動きが始まったのか? 2023.01.06 原子力
原子力 電力ひっ迫と原発の再稼働について(Ⅴ) 国内の電力安定供給に向けた目先の対策は、新たな発電設備導入の必要がないデマンド・レスポンス(DR)の導入である。将来的には仮想発電所(VPP)の構築である。また、再生可能エネルギーの拡大状況とリンクして、政府が火力発電の休廃止を制御することも重要な対策である。 2022.09.09 原子力
原子力 電力ひっ迫と原発の再稼働について(Ⅳ) 出力変動の激しい太陽光発電や風力発電を導入・拡大するためには、電力貯蔵システムと送電網の整備を並行して進める必要がある。一方、原子力規制委員会には、いかなる事情よりも安全性を全てに優先させ、情報公開を基本として、原発の再稼働を進めてもらいたい。 2022.09.08 原子力
原子力 電力ひっ迫と原発の再稼働について(Ⅲ) 今夏は異常気象による気温上昇と、たまたま補修点検による火力発電所の停止時期が重なったのが電力需要ひっ迫の原因とされているが、隠れた原因としてに太陽光発電や風力発電など出力変動の大きい再生可能エネルギーのが急増し、その出力変動分を火力発電によって調整している点があげられる。 2022.09.07 原子力
原子力 電力ひっ迫と原発の再稼働について(Ⅱ) 電力需要の高まる夏季(7、8、9月)に備えて補修点検を端境期(4、5、6月)に集中的に実施するのは定例であるが、今夏は早くも6月に異例の暑さがやってきたのである。近年は異常気象が頻発する傾向にあり、異常事態に対応できる仕組みを作っておく必要を痛感する。同じことを繰り返さないために。 2022.09.06 原子力
原子力 電力ひっ迫と原発の再稼働について(Ⅰ) 電力需要のひっ迫を背景に、政府が突然に原発再稼働の方針を打ち出した。マスコミも、これに反応して様々な報道をおこなっているが、総じて原発再稼働に賛成の意見が多いようである。本当に、原発の再稼働が最近の電力ひっ迫対策として有効なのかを探ってみる。 2022.09.05 原子力
原子力 ウクライナ危機で原発は何処に向かうのか? 日本経済新聞紙上に、原子力発電所の新増設を促す社説が流された。このような先鋭的な社説が権威ある新聞紙上に公開されたことには大きな不安を感じる。「再生可能エネルギーの拡大を図る中で、可能な限り原発依存度を低減する」のが、日本の基本方針であることを忘れてはならない。 2022.08.18 原子力
原子力 慎重に進めるべき原子力発電 現在起きている電力需要のひっ迫は再生可能エネルギーの増加が原因との報道が見られるが、電力貯蔵技術やエネルギー・マネージメントにより解決すべき問題である。原子力発電の再稼働により電力需要のひっ迫に対応することは慎重に進められる必要がある。 2022.07.05 原子力