頤和園昆明湖に架かる玉帯橋@中国北京市

いろいろ探訪記
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写真1 北京市北西部の郊外にある頤和園の昆明湖に架かる玉帯橋

 地下鉄13号線の五道口駅で降り、タクシーで約20分ほどで頤和園いわえんの東宮門(正門)に到着しました。中国には多くの石造アーチ橋が現存しています。北京市北西部の郊外に位置する頤和園の昆明湖に架かる玉帯橋は、その流麗な姿が美しいことで著名です。

 頤和園は清朝第6代皇帝の乾隆帝けんりゅうてい(1736~1795年)が母親の還暦を祝って造営されたもので、1860年の第2次アヘン戦争で破壊され、1875~1908年に清朝の西太后により改修工事が行われ離宮として使われていました。英語名はサマーパレスです。

 乾隆帝が頤和園の西5~6kmほどの場所にある玉泉山に船で向かう際、昆明湖からの出口として通ったのが玉帯橋といわれています。玉帯橋は、その下を船が通過できるように頭頂部の高さが約7.5mと高く、湖面に映ると円形となって見える美しい大理石造りの半円アーチ橋です。

写真2 園内には1750年に設置された長さ150mの十七孔橋もある
写真3 万寿山から昆明湖を望む、左に十七孔橋、右に玉帯橋

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