JR大阪駅から大阪シティバスに乗り約20分、桜ノ宮橋で降りて大川沿いに降り、川面を眺めながら天満橋方面へ約500m歩き、造幣局の南門から入って北門へ通り抜けました。ウェブサイトで事前申し込みを済ませ、大阪の春の風物詩である「桜の通り抜け」(令和5年4月7~13日)です。
昨年と一昨年はコロナ禍で中止となり、実施は3年ぶりとのことです。通り抜けは、1883年(明治16年)に始まり、今年は140年目だそうです。八重桜を中心に、全国各地の桜の木々が遊歩道の両側で咲き揃っていました。淡い桃色から濃い紅色まで豪華賢覧、今年の花見の締めくくりです。
造幣局ができた当時のもので、日本で一番古い西洋式のガス燈です。それまで(江戸時代)は 油を用いた行燈や提灯を使っていましたので、ガスを用いた照明はとても珍しく、 日が暮れると多くの見物人が集まったと言いわれています。国の史跡になっています。
*ガスを用いた照明としては、 江戸時代に島立甫が亀戸の自宅で灯したというのが古い記録となります。また、島津斉彬が作らせたガスで 灯る石灯籠もあります。
横浜のガス灯は、 明治5(1872)年に、日本で最初に事業としてガスが供給され、灯されたものとなりますので、ガス事業としては 日本で最も古いガス灯となります。
造幣局のガス燈は、 明治4(1871)年に 構内や付近の街路に屋外照明用として65 基、 室内照明用として621基が設置されましたので、「西洋式のガス燈として日本で 一番古い」と表現しております。
https://www.mint.go.jp/kids/oshiete/oshiete_03
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