Zero Carbon Yokohama 次世代自動車展示会 in みなとみらい

いろいろ探訪記
写真1 次世代自動車展示会の様子

 2022年11月3日、晴天のJR桜木町駅前で開催された「Zero Carbon Yokohama 次世代自動車展示会 in みなとみらい」を見てきました。横浜市では、横浜市地球温暖化対策実行計画に基づき、運輸部門から排出される温室効果ガス排出削減を進めるため、次世代自動車の普及を促進しているそうです。

 松たか子とキムタクのCMで噂の日産ARIYA、予約が2万台を超えたという日産サクラ、お買い物用の二人乗りトヨタC+podなどの電気自動車(BEV)が9台、三菱自工とマツダのプラグインハイブリッド自動車(PHEV)が2台、燃料電池自動車(FCEV)はトヨタMIRAIが展示されていました。

 BEVは二極化しているようです。高級車然とした日産ARIYAHyundai IONIQ5マツダMX-30は、トヨタMIRAIも含めて手が届かない。庶民としては補助金も考えて、日産サクラ三菱自工ekクロスミニキャブミーブまでが精いっぱい。Honda eは、なんとも中途半端な位置付けです。  

 また、搭載されているバッテリーや燃料電池を使った外部給電機能の防災やレジャーなどへの活用が紹介されていました。車とは別に付帯設備購入が必要で、ニチコンの固定式EVパワーステーションはエアコンの室外機程度の大きさでしたが、可搬式のV2H充放電器は30kgと重いのが難点です。

 最近は、少子化や若者の車離れで、販売数1万台を超える新車種は少ないようです。単に環境意識の高さを示すステータスとしてのBEV/FCEV購入から、真の普及に移行するためには身近な商品開発が必要です。補助金も国は一律ですが自治体は格差があり、東京都と愛知県以外の頑張りが必要なようです。

写真2 日産ARIYA(BEV)、ホンダHonda e(BEV)、トヨタMIRAI(FCEV+ニチコンV2H
写真3 Zero Carbon Yokohama 次世代自動車展示会 in みなとみらい
出典:横浜市HP

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