Secretariat office

自動車

無人自動運転車の開発現状(Ⅴ)

2022年8月、深圳しんせんで自動運転タクシーの試験走行が日常の風景になりつつあると報じられた。登録済みの自動運転車であれば走行できるが、セーフティードライバー1人の乗車は義務付けられている。深圳当局は、自動運転車で運転者がハンドルを握っていた場合の事故責任は運転者にある。運転者不在の場合には車両オーナーが責任を負う。車両の欠陥が原因の事故では、オーナーはメーカーに補償を求めることができるなど、事故時の法的責任を巡る枠組みを整えている。
自動車

無人自動運転車の開発現状(Ⅳ)

2018年5月、欧州委員会は完全自動運転社会を2030年代に実現する新ロードマップを発表。2020年代に都市部での低速自動運転を可能にし、2030年代に完全自動運転が標準となる社会を目指す。欧州の無人自動運転車はドイツとフランスが牽引している。
いろいろ探訪記

紅葉の八幡堀めぐり@滋賀県近江八幡市

JR近江八幡おうみはちまん駅前から近江鉄道バスに乗り約7分、小幡町資料館前で下車しました。近江商人屋敷が立ち並ぶ新町通りを通り抜けて徒歩で約15分、目的の八幡堀船着き場に到着しました。紅葉を愛でながら屋形船での八幡堀めぐりは格別でした。近江八幡は、1585年に豊臣秀次ひでつぐが八幡山はちまんやま(標高:271.9m)の頂きに築いた八幡城はちまんじょうの城下町として誕生しました。豊臣秀吉ひでよしの甥おいである秀次は一時は関白かんぱくになりましたが、秀吉に実子秀頼ひでよりが誕生したことで1595年に秀吉から切腹を命じられ廃城となり、一族も処刑されました。
自動車

無人自動運転車の開発現状(Ⅲ)

米国では、2018年12月にグーグル系Waymo(ウェイモ)が完全無人化ではないがレベル4の自動運転タクシーを実用化している。カリフォルニア州、アリゾナ州、フロリダ州などで州法による規制・許可に基づいて自動運転の公道実証が進められてきた。
自動車

無人自動運転車の開発現状(Ⅱ)

日本の国土交通省はユーザーが自動運転車の機能を過信せず正しく理解し、適切な運転が行えることを目的として、自動運転レベル0~5の呼称を策定している。レベル1~2は運転操作の主体が運転者であるが、レベル3~5になると運転の主体が自動運行装置に移るためレベル3以上が自動運転と位置付けられる。2021年3月、レベル3(高速道路での自動運転車)を本田技研工業が「レジェンド」を販売開始したことで、日本の自動運転時代が始まった。
自動車

無人自動運転車の開発現状(Ⅰ)

現在、多くの自動車メーカーが、無人自動運転車の市場拡大に注目している。「自動運転車(AV:Autonomous Vehicle)」や「ロボットカー(Robotic Car)」のほか、「無人車(Driverless car)」という表現あるが、基本的に同じものである。一方、国内では大きな変化があった。「2024年問題」を乗り切るための方策として、国土交通省が個人タクシーの年齢を80歳まで引き上げたほか、タクシー運転者としての「外国人労働者」の受け入れ拡大の方針である。本当に、このような対策で日本は大丈夫か?
自動車

ソニーホンダモビリティーのアフィーラ

2020年代に入ると、米国Apple(アップル)、中国滴滴出行(ディディ)、ソニーグループなど異業種分野からのEV参入が始まった。従来のEVの延長線上ではない、新たな変革が期待される。ソニーはデザイン・センサー・音響システム・第5世代通信(5G)・エンターテインメントなど車載システムのほか、次世代型移動サービス「MaaS(マース)」のソフト分野に集中する。
再エネ

再生可能エネルギーの未来予測(Ⅵ)

老朽化した中小水力発電設備の補修やリプレースは、発電事業者には大きな費用負担であり、事業からの撤退の原因ともなっている。政府は既存設備のリパワーリングやリプレースによる高効率化を積極的に推進し、発電電力量の増大を図るための仕組み作りを行う必要がある。また、中小水力発電の導入拡大に関しては、地方自治体任せになっていないだろうか? 開発初期での流量調査や測量に関するコストが増大しており、今後、気候変動による流水量の変化を含め、政府としての積極的な支援により調査を進め、新規地点の開発を促進する必要がある。
再エネ

再生可能エネルギーの未来予測(Ⅴ)

本来、バイオマス発電は地産地消の分散型電源として期待されていた。重要なのは、バイオマス発電の原点への回帰である。そのためには「国内林業の活性化」が不可欠である。当然のことながら、地道な「ごみ発電」による発電量の増加(回収率向上、設備更新)の努力も忘れてはならない。
再エネ

再生可能エネルギーの未来予測(Ⅳ)

政府は2030年までに総出力:150万kWの目標を掲げるが、中小規模のバイナリー・サイクル地熱発電所を地産地消の分散電源として拡大させることが必要である。既設の大規模地熱発電所は、経年的な発電効率の低下対策と、老朽化更新によるリパワリングの推進が喫緊の課題である。