はじめに 世界で進む原子力発電所への回帰
世界的な原発回帰への動きは、「気候変動対策(脱炭素)」と「ロシアのウクライナ侵攻によるエネルギー安保保障」、加えて「AI普及に伴うデータセンター増設による電力需要増」が大きな要因となり、欧州(フランス、ベルギー、イタリア、スイス、英国等)を始めとして、米国、中国で加速している。2011年3月の福島第一原発事故が世界的な原発撤退の流れを作ったが、その日本が2023年5月に原発の60年超運転を可能とする「GX脱炭素電源法」を成立させたことも、原発回帰に大きな影響を与えた。